双極性障害で、障害厚生年金2級を取得、年間約140万円を受給出来たケース(事後重症)
年代:20代
住所:神奈川県
傷病名:双極性障害
決定した年金と等級:障害厚生年金2級(障害認定日不支給、年金請求日支給決定)
受給額:年額約140万円
相談内容
相談の5年前には双極性障害と診断されていて、うつ状態の時は病院を受診し、躁状態の時は受診を中断することを繰り返していました。相談の数カ月前から酷いうつ状態になり、バイトに行けなくなり家に籠る生活が続いていました。学校卒業後、転職を数回くり返し、その間に数回の婚姻もあり、生活がかなり混乱している状態でした。
相談から請求までのサポート
20歳を過ぎて会社員時代に初診日があったので、障害厚生年金の請求となりました。
転職、婚姻を数回くり返している間に資格取得を思い立ち、専門学校に通い始めましたが中退してしまうなど、過去の病歴を辿り、それを病歴就労状況等申立書に落とし込む作業にかなりの時間を費やしましたが、何回もインタビューを繰り返し矛盾点がないように気を配りました。
障害認定日当時は2番目の病院でまだ5年経過していない時期にもかかわらず、診断書記入を拒否してきました。しかし、ご本人は諦めきれないとのことでしたので、病院が診断書記入を拒否してきたこと、そのためやむを得ず病歴就労状況等申立書やご本人とご家族の申立書をもとに審査して欲しい旨、上申書を作成し、障害認定日請求を行いました。同時に予備的事後重症請求も行いました。
結果
障害認定日は診断書がないので認定されず、予備的事後重症請求だけ認定されました。
双極性障害で、障害厚生年金2級を取得、年額約140万円の受給となりました。