人工透析施行(2型糖尿病、慢性腎不全)と壊疽による片足切断で障害厚生年金1級を取得、年額約180万円を受給出来たケース
年代:60代
住所:東京都
傷病名:人工透析(2型糖尿病、慢性腎不全)、片足切断(2型糖尿病)
決定した年金と等級:障害厚生年金1級(事後重症)
受給額:年額約180万円
相談内容
若い時の会社員時代の不摂生により糖尿病を長く患っており、自覚症状がなかったことから生活改善には消極的で、人工透析導入まで悪化されたかたからご相談がありました。外出できないのでお電話でのご相談となり、よくよく聞くと糖尿病による片足切断をすでに数年前に行っているとのこと。腎臓の障害と肢体の障がいの2本立てで年金請求を行う事になりました。
相談から請求までのサポート
初診は約30年前の会社員時代、健診で異常所見を指摘されてからの受診でした。初診以降転勤もあり5つの病院の通院歴があります。初診病院のカルテは破棄済み、診察券もない、健保組合は解散していました。他に何かないかと探してもらい、医事コンピューターに通院記録と診療科名は残っていることがわかりました。文書課の担当者に頼み込んでそれをプリントアウトしてもらい、初診を裏付ける資料としました。さらに2番目の病院にも受診状況等証明書を書いてもらい、初診病院名とその受診月が書かれていたので、初診日の確定ができました。透析実施病院と片足切断の病院が異なるので、それぞれ診断書を書いてもらい、ご契約から1年近く時間はかかりましたが年金請求までたどり着きました。
結果
人工透析(2型糖尿病、慢性腎不全) と壊疽による片足切断(2型糖尿病)で障害厚生年金1級(事後重症)を取得、年額約180万円の受給となりました。