視野視力障がいで障害基礎年金1級を取得、年額約100万円を受給出来たケース(事後重症)

年代:60代
住所:神奈川県
傷病名:視野視力障がい(強度近視、脈絡膜委縮、右網膜分離症、白内障)
決定した年金と等級:障害基礎年金1級(事後重症)
受給額:年額約100万円

相談内容

最近、左眼がほとんど見えなくなり、障害年金がもらえるのではないかとご相談にみえました。左眼ほどではないが右眼も良く見えないとのことです。今の病院はまだ4か月ほどの通院しかなく、初診は約14年前に2つほど眼科に通院していたことがあるとのこと。初診日の証明が確実になれば受給の可能性があると見込みました。

相談から請求までのサポート

生まれつき強度の近視でした。平成20年頃に眼に異物感があり病院を受診、左眼の視力不良と歪視を指摘されました。点眼薬を指すだけの簡単な治療だったため、良くなる手ごたえがなく、すぐに転医希望。紹介状を書いてもらい総合病院に転医しました。そこで強度近視、脈絡膜委縮と診断され治療開始。眼球に注射を打たれることが恐怖で2回目の治療に行くことが出来なく、自己中断してしまいました。初診日の証明は、多少時間がかかりましたが、2番目の総合病院で受診状況等証明書と前医からの紹介状コピーを提供してもらうことで確定できました(1番目の病院はカルテ破棄で証明不可)

その後、徐々に視力が失われていくことを自覚しながらも家計のために働き続けて10年以上が経過。最近になって、いよいよ見えなくなり、今の病院の受診となりました。右網膜分離症も併発していることが判明し、矯正視力右0.03、左0.01とされました。

先に身体障害者手帳1級を取得しており、事後重症として年金請求しました。診断書の視野は、ゴールドマン型視野計では周辺視野、中心視野ともに左右合計0度とされました。

結果

視野視力障がい(強度近視、脈絡膜委縮、右網膜分離症、白内障) 障害基礎年金1級(事後重症)を取得、年額約100万円の受給となりました。

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