自閉症スペクトラム障害、うつ病で障害厚生年金3級を取得。年額約58万円、遡及3年約160万円を受給出来たケース
年代:20代、会社員
住所:東京都
傷病名:自閉症スペクトラム障害、うつ病
決定した年金と等級:障害厚生年金3級
受給額:年額約58万円(3年遡及約160万円)
相談内容
2021年(令和3)春、当時通院していた精神科の医師に「障害年金を申請してみる価値がある」と言われご相談がありました。
幼少期から「多動」「おちつきがない」などで親御さんに怒られる、「こだわりが強い」「死にたくなる」など感じることはありましたが、大学を出て就職するまで医者にかかった事はなかったそうです。
会社員生活の途中で「鬱っぽい」と思い1番目の病院を受診。「うつ病」と診断されたが治療の効果が感じられず転医。今の2番目の病院で幼少期から「自閉症スペクトラム障害」があったと診断されました。
ご相談時は会社の人間関係や仕事が覚えられないストレスがあり休職中であり退職を検討している時期でした。
相談から請求までのサポート
精神障害者保健福祉手帳3級をすでに交付されており、今後も障害者雇用などで働くことを諦めていない、だが抑うつ状態が続き実際問題働くことが困難なときもあるという事情を鑑み、障害等級3級を狙ってお手続きをすすめることになりご契約となりました。
障害認定日にはすでに今の病院に転医しており、医師とのコミュニケーションが良好だったので認定日と現在の診断書の内容は十分に相談者の症状を反映したものになりました。
結果
障害厚生年金3級を取得、年額約111万円の受給となりました。障害認定日請求が認められたので3年遡及、一時払で約160万円が支給となりました。