人工透析施行(糖尿病性腎症、末期腎不全)で障害厚生年金2級を取得、年額約140万円を受給出来たケース(事後重症)

年代:50代
住所:神奈川県
傷病名:人工透析(糖尿病性腎症、末期腎不全)
決定した年金と等級:障害厚生年金2級(事後重症)
受給額:年額約140万円

相談内容

7年前に人工透析になったが、今から障害年金はもらえるのかというご相談でした。

まだ65歳未満ですし、初診日証明さえ取得出来れば、今の医療機関に診断書を書いてもらうことで、2級の障害年金がもらえる可能性が高いとご説明しました。

相談から請求までのサポート

28年前に健康診断で「糖尿病の所見あり」と言われていましたが、自覚症状がなく、仕事も普通に出来ていたそうです。

その間の健診でも常に「糖尿病の所見」を指摘されていました。ようやく10年後に病院の受診をし、やはり糖尿病と診断されました。ここが初診日となりますが、18年前のことでありカルテは破棄されていました。しかし、その病院で「診療記録の不存在証明書」なら出せる、その中に電子カルテの情報として、「200X年〇月〇日付で糖尿病の病名登録されている」と記載されており、これが初診日を裏付ける証拠となりました。この日が初診日として認定され、当時の年金種別は厚生年金と確定しました。

初診日後、複数の病院で治療を継続しインスリン注射を導入するも、病状は糖尿病と慢性腎不全を合併するようになりました。そのときでも自覚症状はたいしてなく、仕事も普通にできていたので、外食が多く運動をしない生活を続けていたそうです。数年を経て、疲労感の増大と体調不良が続くようになり、末期腎不全に進行し、人工透析導入となりました。

現在の主治医に糖尿病・腎機能の診断書を書いていただき、年金請求となりました。

結果

人工透析(糖尿病性腎症、末期腎不全) 障害厚生年金2級(事後重症)を取得、年額約140万円の受給となりました。

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