発達障害(注意欠陥多動性障害、ADHD)で障害厚生年金3級を取得。年額約58万円を受給できたケース
年代:30代、無職
住所:東京都
傷病名:注意欠陥多動性障害(ADHD)
決定した年金と等級:障害厚生年金3級
受給額:年額約58万円
相談内容
大学卒業後の就職先で物覚えが悪い、仕事上のミスが多いなど苦労が多く、上司の「発達障害があるのでは?」という気づきがあり、医療機関受診の勧めがあり、受診したところADHDと診断されたそうです。
通院しカウンセリングを受けながら、職業生活を頑張っていましたが、忘れ物、落とし物、不注意が多くスケジュール管理が出来ない等会社から指導が続き、人の名前と顔が一致しない、興味がないことだと居眠りしてしまったり、仕事中意識が飛んでしまうなど、勤務に困難を感じ、離職した直後でした。
今後も就労継続支援を受けながら就職活動をし、勤労者として復活を目指したい、同時に障害等級が認められて障害年金を受けられるなら年金請求してみたいというご相談でした。
相談から請求までのサポート
初診日とその病院は6年以上前でしたが、ご自身で病院に初診日を確認していただいていたので初診日証明「受診状況等証明書」の取得が容易になったこと、日常生活の状況が3級以上になりそうだと見込みんだことで委任契約となりました。
勤務時代の上司のかたと連絡を取っていただき、勤務中の様子の証言を得ました。その証言を「病歴・就労状況等申立書」に落とし込んでいき、内容の充実を図りました。
結果
障害厚生年金3級が決定し、年間約58万円の受給となりました。