軽度知的障害、広汎性発達障害、うつ病で障害基礎年金2級を取得、年額約78万円を受給出来たケース

年代:20代
住所:茨城県
傷病名:軽度知的障害、広汎性発達障害、うつ病
決定した年金と等級:障害基礎年金2 級
受給額:年額約78万円

相談内容

20歳代のお子様について、実父から相談がありました。小中は特別支援学校に通い、IQ75(田中ビネー)、FIQ68(WAIS-Ⅲ)、療育手帳「C」判定を受けています。高校は定時制に通い、卒業後は家を離れグループホームで生活し、1日4時間程度のアルバイトを週3日しています。
軽度知的障害に加え、数年前から気分の落込みが激しくアルバイトにも行けないときがあり、医師から広汎性発達障害とうつ病と診断されたので、障害年金がもらえるのではないかと相談されました。

相談から請求までのサポート

軽度知的障害があるので、発症日を出生時として20歳前傷病の障害基礎年金の請求としてお手続きを進めました。
20歳のお誕生日前後3カ月間(障害認定日)にはどの病院にも通院していなかったので、当時の診断書を書いてもらえる病院がありませんでした。現在の診断書には「20歳当時は今と同じ障害の程度だったと思われる」という記述を医師に書いていただきました。その他、児童相談所の療育手帳判定状況証明書なども添付して、年金請求しました。
審査結果は、残念ながら障害認定日当時の障害の状態は2級不該当と決定されましたが、現在の障害の状態は2級と認定されました。

結果

事後重症障害基礎年金2級を取得、年額約78万円の受給となりました。

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