人工透析施行(小児糖尿病、1型糖尿病、慢性腎不全)で障害基礎年金2級を取得、年額約77万円を受給出来たケース

 
年代:30代
住所:茨城県
傷病名:人工透析施行(小児糖尿病、1型糖尿病、慢性腎不全)
決定した年金と等級:障害基礎年金2級
受給額:年額約77万円

相談内容

10歳のときに多飲多食にもかかわらず10㎏以上の体重減少があり、検査の結果糖尿病と診断されました。インスリンを含めた治療に入り、小児科から同じ病院の腎臓内科に移ったのちも治療継続していたが、成人するころには仕事が忙しくなり通院中断していたそうです。のどの渇き、眼のカスミ、脚の痺れを自覚しつつも食事コントロールをせず暮らしていましたが、転職を機に再度医療機関を受診したところ血糖値の異常値とほとんど目が見えていないほど悪化しているとして即日入院となり再度治療に入りました。徐々に増悪し末期腎不全の状態となり、4年前に人工透析を施行されたそうです。当時は障害年金のことは全く知らなく、4年経ってから同じ透析患者の方から障害年金のことを聞いたのでご相談となりました。

相談から請求までのサポート

10歳時の初診病院の証明が取れるかがこの請求のポイントでした。初診病院を請求人は覚えておらず、まずは2番目の病院に初診日証明「受診状況等証明書」を発行してもらいました。2番目の病院には、初診病院が書いた紹介状が保管されていたこともあり、初診病院が判明。無事、初診病院にも受診状況等証明書を発行してもらうことができました。障害認定日の20歳の誕生日には通院していなかったので当時の診断書は断念し、現在の診断書を透析を行っている病院に書いてもらい障害等級2級に認定されました。

結果

人工透析施行(小児糖尿病、1型糖尿病、慢性腎不全)で障害基礎年金2級を取得、年額約77万円の受給となりました。

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